酸化療法
血液クレンジング
血液クレンジング療法は、100~150mlの採取した血液にオゾンを加えて活性化し、再び体内に戻す治療法です。
保険診療では改善しにくい症状や病気に対して、高い効果が期待されています。
使用するボトルや点滴セットはすべて使い捨てで、完全な滅菌環境で施術を行うため、感染症の心配がありません。
また、副作用の報告もなく、安全性の高い治療として注目されています。
※初回の方は医師の診察とG6PD検査が必須となります
血液クレンジングとは
血液クレンジング療法は日本国内ではあまり知られていませんが、イギリス・ドイツ・スイス・イタリア・オーストリア・ロシアなどのヨーロッパ諸国では既に確立された治療法で、アンチエイジング、動脈硬化、関節・筋肉などの運動器疾患、そしてがん治療にまで応用されています。血液クレンジング療法は、専門病院が存在するほどスタンダードかつ安全な治療法です。
頻度について
血液クレンジング療法は1回でも何らかの効果を実感できますが、持続的な効果を得るためには初めに週1回の施術を3回連続で行うことが推奨されます。以後は3~4週間に1回治療を続けることで効果が維持できます。また、がんの術後やウイルス性疾患による免疫力向上を目的とした場合は、週に2~3回の施術が必要です。個々の症状や目的に応じた治療計画をご提案いたします。
期待できる効果
血液クレンジング療法は、血液を介して全身に良い影響を与える治療法です。抗酸化力を高めることで酸化ストレスを軽減し、全身の酸素供給量を増加させ、末梢血流を促進します。また、免疫機能の向上や細胞の活性化により、肩こりや慢性の痛み、慢性疲労、アトピー、気管支喘息といった症状の改善が期待できます。さらに、動脈硬化や狭心症、ウイルス性疾患、がんなどにも有効で、免疫力が上がるので風邪をひきにくくなったという声をよく聞かれます。
感染症の心配はありません
血液クレンジング療法では、採血用のボトルや点滴セットにはオゾン耐性のあるドイツ製品を使用し、すべて1回限りの使い捨てです。採血からオゾン化、再輸血までの過程は完全な閉鎖空間での処理を行い、誰の手にも触れることがなく外部との接触を一切排除しています。このため、感染症のリスクはありません。厳格な安全基準に基づいた施術で、安心して治療を受けていただけます。
副作用について
1999年以前はポリ塩化ビニル製バッグを使用しており、オゾンとの化学反応で有毒ガスが発生し、副作用の報告もいくつかされていました。しかし、2000年以降の現在はオゾン耐性のガラス瓶や専用ルートを採用することで安全性が向上し、副作用の報告は一切ありません。最新の設備で、安心して治療を受けていただけますので、ご安心ください。
禁忌事項
血液クレンジング療法は、コントロールされていない甲状腺機能亢進症(バセドウ病やグレーブス病とも呼ばれる)やグルコース-6-リン酸脱水素酵素(G6PD)欠損症の方には禁忌とされています。また安全性を最優先に考え、妊婦の方への施術は行っておりませんので、あらかじめご了承ください。
血液バイオフォトセラピー
血液バイオフォトセラピーは、殺菌効果の高い紫外線C波を用いて採取した血液に照射し、その血液を再び体内に戻す治療法です。
即効性があり、多くの患者様が治療中から効果を実感されています。
特に片頭痛や急性ウイルス性疾患への効果が高く、症状の緩和や改善が期待できます。
この治療は主にUVB(紫外線B波ではありません)を採用しており、安全性を重視した方法で行われます。
※初回の方は医師の診察とG6PD検査が必須となります
血液バイオフォトセラピーの治療方法
UVBでは、左右どちらかの腕の静脈から50~100mlの血液を吸引し、紫外線C波を照射します。その後、血液は再び静脈に戻されますが、この際にも紫外線を照射します。通常、1回の照射が基本ですが、酸化ストレスを多めに与えたい場合は2~3回照射することもあります。治療中は1回の注射で済むため、患者様への負担を最小限に抑えています。効果を維持するためには、1~2週間に2~3度の治療を続けることが推奨されます。
治療効果の期待できる疾患
片頭痛や慢性疲労
血液バイオフォトセラピーは、全身の酸素化を促進し、痛みの原因となる物質をブロックすることで、血流改善と相乗的に即効性のある痛みの解消が期待できます。また、糖代謝を促進し、エネルギー源となるATPの生成を助けます。これにより、肩や腰の辛さ、全身の重さといった症状が治療直後に軽減されることが多く、慢性的な疲労にも効果的です。
各種感染症やウイルス性疾患への効果
感染症にすぐれた効果を発揮します。特に化膿性扁桃腺炎に劇的な効果を発揮し、インフルエンザの治療・予防にも期待されています。ワクチンで対応できないウイルス型でも免疫力を総合的に強化し、型に関係なくウイルスの撃退が可能です。また、がん治療においても酸素分圧を高め、がん細胞の増殖を抑える効果があります。他にも、気管支喘息、動脈硬化、C型肝炎、糖尿病など多岐にわたる疾患への治療効果が見込まれます。
がん細胞への効果とその他疾患への治療効果
がん細胞は酸素を嫌い、酸素の少ない環境で増殖します。血液バイオフォトセラピーは動脈や静脈の酸素分圧を高めることで、がん細胞に酸素を豊富に供給し、その成長や発育を抑制します。また、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)、動脈硬化、C型肝炎、線維筋痛症など、さまざまな疾患にも治療効果が期待されています。特に脳梗塞や心筋梗塞の後遺症、貧血、リウマチ、冷え性、食中毒、エイズ、B型肝炎、糖尿病といった病気においても、血液の循環改善や酸素化作用による症状の軽減が見込まれます。
感染症の心配がない治療
血液バイオフォトセラピーで使用する注射針やチューブ、石英ガラス管、シリンジ(注射器の胴体)など血液に触れるすべての器具は滅菌済みで、もちろん一人の患者様ごとに一式使い捨てております。これにより完全に感染リスクを排除しています。安全性が徹底された環境で治療を受けられるため、安心してご利用いただけます。

副作用について
日本では認知度は低いものの、70年以上の歴史を持つ血液バイオフォトセラピーはこれまでに深刻な副作用の報告がありません。その即効性の高さに加えて、副作用のないことがこの治療の大きな特徴の一つになっています。副作用の不安を感じることなく治療を受けられ、安心して継続できるのが大きな魅力ですのでご安心ください。

禁忌事項
血液バイオフォトセラピーには以下の禁忌があります。
■ 甲状腺機能亢進症:甲状腺ホルモンの刺激により急激な低血圧を引き起こす可能性があります。
■ グルコース-6-リン酸脱水素酵素(G6PD)欠損症:酸化ストレスに弱くなり、特定の薬を服用すると溶血性貧血を起こすリスクがあります。
■ 出血傾向の方:血小板減少症や出血性疾患(消化管出血性潰瘍、フォン・ウィルブランド病など)のある方。
■ 重度の光線アレルギーやポルフィリン症。
■ 妊婦の方:安全性を考慮し、妊婦の治療は行っていません。
高濃度ビタミンC点滴
高濃度ビタミンC点滴とは、経口摂取では尿中に排出されてしまう大量のビタミンCを静脈に直接投与することで、経口摂取を上回るビタミンCの効果を得る治療法です。抗がん作用、免疫力の向上、アンチエイジング効果などがあります。
初回のみ事前のグルコース-6-リン酸脱水素酵素(G6PD)欠損症の検査が必要となります。
美容点滴
各種美容点滴
ビタミン点滴は、美肌や健康的な体を保つために必要な栄養素を体内に直接届ける方法です。目的や症状に合わせた有効成分を選び、体の内側から吸収率を高めることで、効果をすぐに実感しやすいのが特徴です。忙しい日々や体調の気になる時、エネルギー補給や疲労回復、美容のサポートとして幅広いニーズに応えます。手軽に効果を感じたい方におすすめです。
NMN点滴治療
NMNとは
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、ビタミンに似た物質で、体の中で自然に作られる成分です。しかし、加齢とともに体内での生産量が減少し、身体機能や認知機能の老化が進む一因とされています。NMNの摂取により、老化の進行を遅らせ、まるで時計の針を戻すような劇的な若返り効果が期待できるとして、世界中で注目を集めています。
NMNとNAD+の関係
若返り成分NMNは、体内で吸収されるとNAD+という物質に変換されます。NAD+は若さと健康維持に重要な役割を果たす物質で、全身の細胞機能をサポートします。しかし、10代後半から減少し、40代でピーク時の半分程度にまで低下します。NAD+の不足は老化の加速に直結するため、その原材料となるNMNを補うことが効果的とされています。
若返り効果への期待
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)を摂取することで、体内のNAD+濃度が上昇し、細胞レベルでの若返り効果が期待されます。お肌や体内機能の改善、認知機能の向上など、健康維持に加えて、老化防止にも寄与するとされます。加齢による変化に立ち向かうための最新アプローチとして、多くの研究者や医療関係者から注目を集めています。
論文概要
当クリニックのNMN研究で安全性が確認され、血中NAD+の増加が実証されている唯一のNMN原料「N-Pro Med™」を使用しています。
論文概要:NMN300mgの静脈内投与による安全性を検証。静脈内NMN投与は、安全で有益であると考えられる。
〔有効性〕
・血液中の長寿分子NAD+レベルを約20%上昇(NAD+レベルグラフ参照)
・睡眠の質を改善
・血中脂肪(TGレベル)が約75%減少(TGレベルグラフ参照)
・TGレベルの改善により脂肪肝や糖尿病関連疾患の予防と治療につながる可能性。特に点滴後の血中脂肪を約75%減少させる効果は、今までのNMN経口投与の研究では確認されておらず、NMN点滴独自の効果と考えられています。
NMN点滴による長寿遺伝子活性化とは
いつまでも若く健康でいたいと思うのは、万人の願いです。しかし、年齢に応じて肌も体力も衰え、年齢相応となっていきます。では何が老化の原因となっているのでしょうか。人間の老化や寿命に深く関わっている遺伝子の存在があります。それが「長寿遺伝子」なのです。
この遺伝子の活性化が肌細胞・体力・疲労などの身体機能を改善し、若返りをもたらします。NMN点滴は、このサーチュイン遺伝子を活性化するためのもので、いつまでも若さを保ち、健康的な生活をお送りいただくためのものです。
治療効果の期待できる疾病
・老化(エイジングケア):老化遺伝子の増加を改善します。
・糖尿病:減少したNAD+を回復させ、血糖値の異常を改善します。
・睡眠の質の向上:深く効果的な眠りに効果があります。
・筋力の改善:歩行速度や握力などの数値が有意に改善します。
・眼機能:眼の老化に対して有効性のあることが確証されています。
・肥満とその合併症:ミトコンドリアが活性されることにより、筋肉や肝臓の機能を改善します。
アロマセラピー
現在、アロマセラピーはお休みをいただいております。
再開の際は改めてお知らせいたします。